西郷さんとアメリカデイゴ

上野といえば、上野公園の西郷さんです。

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で、この像の隣にある木なのですが・・・

 

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今頃ちょうど咲き終わっているアメリカデイゴ(=カイコウズ)で、結構な大木です。

以前から、なぜここにこの木がと思っていました。

まわりにあるのはスダジイサザンカなど、普通過ぎるものばかりなので、

デイゴの存在が浮いてるな、と思っていました。

 

しかし、先日、突然ひらめきました。

なぜここにデイゴなのか。

 

お判りでしょうか?

鹿児島つながりです。

アメリカデイゴは「鹿児島県の木」に指定されています。

西郷さんは現・鹿児島の出身です。

 

ここに植えてあるのは偶然ではなく、必然なのです。

像や木の周りには、そうした解説は見当たりません。

(もしかしたらどっかにあるかもしれませんが)

 

でもきっとそうに違いありません。

なかなか気の利いたことをしているなと

植えた人に感心しきりです。

 

 

 

 

 

ブログを始めました

「庭木図鑑 植木ペディア」管理人の松村忍です。

 

ここ数年、気の向いたとき、植木ペディアづくりに励んでいますが、サイト作成は、感情や主観を抑えがちなので、新たにブログを立ち上げ、気ままな雑文を書くことでバランスをとることにしました。主にサイト作りに伴う撮影日記になりそうですが、よろしくお付き合いください。

 

最初のお題は、なぜかハス(蓮)です。

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場所は東京・上野の「不忍の池」で、今週始めに撮影しました。蓮にはほとんど興味がなかったのですが、じっくり見ると神秘的でいいですね。葉に水が貯まった感じもいいです。なぜか、咲いているものより蕾の方がきれいに思えました。

 

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開花中を飛ばして、咲き終わった後の様子です。これはこれで面白いです。でも何よりも感動的なのは葉の大きさです。

 

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葉に貯まった水を飲みに来るのでしょうか、それとも花に集まる虫が目当てなのでしょうか。スズメがやたらと葉の上にいました。いまさらながら本当に大きな葉っぱです。